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snow ~君がくれた物語~ [曲について]

前回の記事では「彼女のことが好きだけど、彼女は自分以外の人が好きで、でも一緒にいれるだけで

幸せ、なせつない曲」(私の勝手な解釈です)について語ったけど、今回は「つきあってた彼女が

去っていった失恋ソング」です。(これも私の勝手な解釈です。)


私はリリィ、さよなら。のミニアルバム2枚を同時に買って、聴きはじめて最初に「この曲好き!」

って思ったのが「時間よとまれ」で、その次はたしか「snow ~君がくれた物語~」だったと思い

ます。最初に好きになるのって、メロディと歌詞の乗っかり方で好きになることが多いのだけど、

「時間よとまれ」は「オンリーユー」を2枚繰り返すところ、そしてサビの最後に変調?して

「遠くまで」のメロディが頭に残って。「snow ~君がくれた物語~」は「ハローハロー」って

2回繰り返すところ(2回繰り返すのが好きなのか?)、あとサビの「物語が始まって」の「始まっ

て」の音階があがっていくところが気になりました。



で、そのあとだんだん特に好きな曲は歌詞もじっくり聴くようになって、この2曲はすごく情景が

リアルに思い浮かんで、より心を打たれるようになりました。


「snow ~君がくれた物語~」、歌詞もすっごくいいんです。彼女と一緒にいたときの日常のささいな

幸せと、同じ空間にいなくなった虚無感。哀しくて号泣するんじゃなくて、心にぽっかり穴があいて

いる感じ。でも、その現実はしっかりともう受け止めていて、前を向いている感じ。

特に好きな歌詞が

「机の上に置いていかれた キーホルダーの小さなネコ
そんな冷たい目で俺のこと睨んだって
お前のご主人様はもう二度と帰って来ないんだぞ?
分かってくれよ...」

ここー!!!泣くでしょ...。せつなすぎるでしょ...。そして映像のように思い浮かぶでしょ。

同じ状況だったら絶対こうなるよね...。自分も悲しいしさみしいのに、キーホルダーのネコを

説得してなぐさめてる...。


でも、自分のもとからいなくなっても、彼女との思い出はすごく大切で、大事にしてるんですよね。

ヒロキくんの歌詞って、振られても好きだった彼女と過ごした日々はどの曲も大切な思い出で、

その時間を感謝しているんですよね。「約束」でも

「生命線その途中で 出会えたことさよならをしたこと 正しいとか間違いだとか 
そうじゃなくて君にありがとう」

のように。(「約束」はもう言葉にできないくらい好きすぎて...)



そんな、彼女が自分の前から去ってしまったせつない曲(だと思われる)ですが、同じような失恋

ソングとはちょっと違うところがあるんです。


たとえば「未送信のラブソング」では、去ってしまった彼女に対して

「誰かの元へ去っていく君をだた見つめていた」

と歌っていて、「約束」では

「大切な人みつかるといいね」って言ってあげてる。「ハルノユキ」では

「ちゃんと幸せになれたかい?」ってその後を心配してる。



でもね、「snow ~君がくれた物語~」では気になる表現がいくつか...。

「君のいない世界のスピードに」
「大丈夫僕もひとりだよ」

「君のいない世界」は自分の近くにいないともとれるけど...。「大丈夫僕もひとりだよ」も

新しい土地に一人で行ってしまった、ともとれるけど!でも、他の失恋ソング(片思いの曲でも)

では彼女が別の人のもとに行ってしまったとか、どうしてるか、とかいう表現があるのに、この曲は

それがひとつもないんですよね...。そういう「去ってしまった」というよりは「消えてしまった」

というはかなさを感じて。



ここからはもうほんとに勝手な解釈なんですけど、もしかしてその彼女は死んでしまったの?って

いうふうにも考えられるなあって思ったら、もう...。それに最後の「目覚ましをかけたらベッド

におやすみ」っていう、何気ない日常の一説がたまらなくせつなくなってくる...。




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リリィ、さよなら。ワンマン来場特典デモCD「春色の彼女」 [曲について]

ワンマン来場特典デモCD「春色の彼女」がとにかくすばらしくって!!

っていうか、もう涙なしにも聴けない。これをはじめて聴いたのは、ワンマンのアンコールで。

そのときはメロディの美しさとヒロキくんの声の透明感にうっとりしながら聴いてた。

それで、音源で何度も何度も聴いて。ヒロキくんの曲って、情景がものすごく思い浮かぶのだけれど、

この曲は特にリアルに、はっきりと、色もあって、匂いもあって、しぐさや視線まで、一瞬一瞬すべて

頭の中で再現できる感じ。もう「青春スカッと」みたいな短編ドラマができあがっています...。

こんなに情景が思い浮かぶ曲に出会ったのは初めてかもしれない。



『3月の桜が満開のなるちょっと前、川べりに僕ときみが座って缶ビール(缶チューハイ?)を飲んで

いる。僕はきみのことが好き、でもきみには好きな人がいて、きみを置いて遠くにいってしまう。

僕はそれをなぐさめて元気づけている。彼女に相談があるって呼ばれたのか、または元気のない彼女

を元気づけようと僕が彼女を誘ったのかもしれない。そんな中、彼女は「きみが恋人だったらいいの

に」なんて冗談半分で最高にうれしくて、でも最高に悲しいことを言う。それでも僕はきみのことが

好き、それは永遠にきみには届かない...』



こんな感じのシチュエーションかな、って勝手に解釈しています。これに、たまらなく切ない歌詞が

紡がれるのです。


「遠いおとぎの国に咲いてる花のように無邪気に話す 僕の彼女みたい いつかは誰かのものに
なるくせに」
「きみが恋人ならよかったな 僕にとって一番残酷な嘘をきみは平気で言うんだね」
「その涙僕にもくれよ ひとしずくでも」
「友人Cの僕でよかったらずっとそばにいるのに」
「すごくきれいだ 僕の恋人みたい そんなきみをこれからも好きなこと のどの奥でとまったまま」


これ見ただけでも泣きそう。「友人C」なんですよ!!(そういえば「恋愛進化論」では「脇役B」

って言ってますよね。脇役で、しかもAでもない...)彼女の周りには、自分より彼女に近い存在

の人があと2人もいるんですよ...。それでも、好きな彼女の近くにいれるのがうれしいんです、

せつないけど。近くにいれるなら友人Cでもいいんです!彼女は、こうやっていつもつらいときに

そばにいて、話を聞いて元気づけてくれる彼を、本当にいい人だと思っていて、こんな人を好きに

なれたら幸せだろうなってそこは本当にそう思ってると思うんだけど、でも現実はそうはいかない

んですよね...。わかるけど!!めっちゃわかるけど!!!男性側としてはたまらなくせつない。



こんなふうに、彼女のことが好きな僕と、別に好きな人がいる彼女が寄り添っているっていうシチュ

エーションのせつない3部作(←勝手に命名)が

「きみの匂い」
「時間よとまれ」

そしてこの「春色の彼女」なんです。中でもこの曲はどこまでも情景も二人もピュアで美しくて、

その歌詞の通り「おとぎの国」のようなせつなさがあるんです。どちらの立場で聴いてもせつない。




でも「きみの匂い」は、女友達(自分は彼女のことが好きでも相手には彼氏がいる)が終電なくしちゃ

ったから泊めてって家に来るんですよ!!「時間よとまれ」では、同じく好意を抱いている彼女が

彼氏とけんかしちゃって、夜8時半に彼女に呼び出されるんですよ!!!でも彼は彼女のこと好きだか

らそれでもうれしいんです...。やっぱりせつないけど...、でもうれいい。だからこそ、男性

側の立場で聴くとよりせつなく感じるのかもしれません。






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リリィ、さよなら。の曲を聴いて感じたこと [曲について]

(過去にツイッターでつぶやいたことを記録のために書き写します。)



☆リリィ、さよなら。さんの音楽に出会って6日目。もう、ワンマンまではリリィさんの曲しか聴けな

い気がする。あの声とメロディが癖になるからやめられないし、やめさせてくれない!! それに、1音1音

聴き逃したくなくて噛み締めるように聴く。声とメロディのシャワー♪


☆リリィ、さよなら。さんの曲って、すごく優しく語りかけるような歌いかただったり今にも泣きそう

だったり、声を張ってちょっとシャウトする魂の叫びだったり、1曲の中でまたは1枚のアルバムの中

でも声や歌いかたの表情がくるくる変わって、そこにすごく惹き付けられる。ドラマや映画を観ている

よう。


☆リリィ、さよなら。さんの「約束」、何度聴いても無条件に泣ける…。メロディ、声、歌詞の3乗効

果!! 特に、サビの泣きメロに「生命線」という言葉が乗るのが絶妙に涙腺を刺激するのです。ああ、思

い出しただけでも…(ううっ)「ハッピーエンドで会いましょう」を買って、翌日ひたすら聴いてて最

初に「この曲すごく好き!」って惹かれたのは「時間よとまれ」でした。流れるようなメロディはもち

ろん。特にサビの最後の「遠くまで~」のところがめっちゃ好き!あとオンリーユーを2回繰り返すと

ころ!あと、「おおかみ」の歌いかたが本当に悪そうなところ(笑)!! あ~、好きなところ上げたらきり

がない!!

イントロ始まった途端にテンション上がります♪でも、歌詞はたまらなくせつない…(涙)

山手線ライブの新宿で歌ってくれたとき、あまりにうれしくてキュンキュンしながら聴いてました♪


☆昨日久しぶりに会った、嵐大ファンの友達に「私が大好きなリリィ、さよなら。さんが、ニノの

『虹』をギターで弾き語りカバーしてるんだよ。」って話したら、「ミュージシャンの方がカバーして

くれるなんて!なんてステキな方なの!!」ととても感動してました♪



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